現代病の1つ、鬱の原因や症状。誰にでも起こりえる事

脳神経の病気

うつ病は脳神経の病気です。

鬱病とはストレスによって心の状態が変化し、脳内の分泌物質のバランスが崩れることで起こる病気です。鬱病に関わらず、他の精神の病気の場合でも、脳内で共通して喪失する領域があるという研究結果の発表もあります。心の状態の脳内の物質には密接な関係があります。鬱病の症状にはさまざまなものがありますが、多くある症状が、睡眠障害、無気力、強い不安を感じる、食欲の低下、性欲の低下などです。鬱病の段階によっては幻聴や幻覚が見えることもあります。また、一定期間経つと躁の症状が出る患者さんもいます。これは鬱病患者さん全体の10%程度と言われていますが、躁の状態ではあまり病院に来る人が少ないので、実際にはそれ以上いるとも言われています。

症状の改善への鍵は同僚や家族

鬱病の治療には投薬が用いられますが、もっとも大切なことはストレスの原因となっている状況を改善することです。そのためには周囲にいる人たちが鬱病という病気を知らなくてはなりません。症状を改善する上で言ってはいけない言葉などもありますので、病気を抱えている人と接するときは注意が必要です。特に激しく責めるような言葉や、病気について理解を示さない言葉は厳禁です。かといって鬱病患者さんにとっても優しくしすぎることはよくないので、普段どおりに接するように心がけることが大切です。このように鬱病は個人のみならず、周りの人も含めて治療を進めていかなくてはならない病気です。誰しもかかる可能性があるので、思いやりを持って接してあげましょう。

鬱が身体に及ぼす影響

鬱病の患者さんが自分自身の病状を自覚する前に、悩みとして訴えるのが不眠です。 不眠には様々な種類があり、夜に就寝しようとして寝床に入っても眠ることができなかったり、目覚まし時計をセットした時間よりも大幅に早く目が覚めてしまったりするのも、不眠の症状のひとつです。 患者さん本人が不眠だと気づきにくい症例に眠りの浅さがあげられます。 一度は睡眠に入るものの、暗い気持ちになる内容の夢を繰り返し見るなどして実際にはよく眠れていないのです。 睡眠時、人間は深い眠りと浅い眠りを交互に経験するものですが、熟睡する時間が訪れないので、せっかく眠っても疲れが取れないように感じるのです。 この状態が何日も続くことによって、患者さんは余計に疲労感を覚えるのです。

症状が悪化する前に話してみよう

不眠が鬱の症状の一つであることは、最近では良く知られるようになりました。 眠れない日が1日や2日で済むのなら、それほど心配する必要ありません。 しかし寝不足を感じることで、昼間から体に倦怠感があったり、気持ちが暗く沈むような感覚があったりするのならば、鬱の症状の一つなのかもしれません。 もし患者さん本人が症状に気づかず鬱を見逃してしまうようなら、周囲の人が声をかけてあげると良いでしょう。 単なる疲れならば睡眠を十分取ることで解消できますが、この場合は睡眠自体に問題点があるので、自分自身での解決が困難なのではないかと、優しく話してみることが肝要です。 不眠は鬱の第一歩とも言えますから、この症状が発生した時点で治療を始めることができれば、回復がより容易になるに違いありません。